未来は僕らの手の中
ファイナンシャルプランナー兼コインランドリー経営のサノです!
前回、少年時代に吃音に悩まされた、という話をしましたが、当時は吃音、という言葉も知りませんでしたし、原因もわかりませんでした。家庭のストレスは半端なかったですが。
10代でしたし、スマホもインターネットもなかったので、対処法など知る由もなかったです。
ある、一定の言葉が出にくいんです。アイウエオから始まる言葉が出にくかったと思います。
まわりからしてみたら、ふざけてる、とか、なに緊張しているんだとか思うかもしれない
んですが、そうではないんですよねー
で、調子いい時と調子が悪い時があります。調子が悪い時は喉の詰まるような感じがするんですよ。
原因は喉ではなくて、脳内の分泌物の違いなんだということが今ではわかりますが。
セロトニンが少ないとかじゃなかったのかなと今では思います。
この吃音には10年以上悩まされることになります。これが発症してから、勉強ができなくなりましたね!全て家庭環境からきているわけではないのかもしれないけど、そのときの家庭のストレスが原因ということも否定できないんです。
家庭環境のことは前のブログを読んでもらえればわかると思います。
それで、僕は自動車保険に加入するようになって、自損事故で車を壊して
自動車保険を使ったことがあったんですよ。
保険を使うのは初めての経験でした。その時は等級プロテクト特約というのがあって、自動車保険を使っても等級が下がらなかったんです。
これで、いやー保険って便利だなーと。
これが保険に興味を持つきっかけでした。
保険の事務処理をする仕事についてから、保険にのめり込みました。
おもしろいんですよねー約款もすみからすみまで読むのがすきなんですよ。
それから保険の営業をやってみたいと思うようになり、実際に保険の営業をやるようになりました。
吃音を持っているからラクではありませんよ。
営業の本を片っ端から読みました。
お客さんの気持ちを動かして、契約まで持っていく、というのは大変なエネルギーがいります。吃音の方は昔に比べたらだいぶマシにはなりましたが、
まだ苦しいときがありました。毎日かけずりまわりヘトヘトでしたが、成長することはできたかもしれません。
7年ほどで保険の営業はおわりました。悪くはないけど目立った成績は残してはいません。
次に金融商品を売る営業についたのですが、保険に比べれば、ラクといえばラクです。
休みの日も営業にまわり、会社内では数年間常にトップの成績を残していました。
この頃には吃音もだいぶ落ち着いてきたようです。
そして、昨年ですが、県で20位以内に入り、県で表彰を受けることになりました。A3サイズの賞状をもらいました。
この成功体験により、吃音もでなくなったんですよ。
とにかく、言いたいのは、子供の家庭環境は子供にものすごく影響を与えます。
大人の怒鳴り合いのケンカを見せてしまったり、きょうだいで下の子だけを可愛がったり、小さなことかもしれないですが、子供は深いキズを負っていることがあります。
そして、子供はいずれ、親の自分よりも賢くなるんですよ。体力だって自分よりも強くなるときがきます。
子供にバカにした態度をとれば、必ず自分がやられます。
世の中、やったことは自分に返ってくるもんだとおもいます。
そして、努力は結果として出なかったとしても、自分の財産として残るものではないでしょうか。
そう、未来は僕らの手の中、です!